不動産の売却や土地活用において、「解体工事」は避けて通れない工程です。
しかし、事前確認が不十分なまま進めてしまうと、思わぬトラブルに発展するケースも少なくありません。
今回は、実際の現場でも多いトラブルになりやすい解体案件の特徴について解説します。
① 境界未確定によるトラブル
解体工事において最も多いのが、土地の境界に関する問題です。
「ここまでが自分の土地だと思っていた」
という認識と、実際の登記や測量結果が異なるケースは珍しくありません。
また、未登記の建物も注意が必要です。
例えば、登記されていない建物をそのまま相続し、解体前に登記が必要となり、追加で数万円程度の費用が発生したケースもあります。
→ 解体前には、境界確認・測量・登記状況のチェックが重要です。
② 残置物の扱いによるトラブル
建物内や敷地内に残された家具・家電・不用品などの残置物もトラブルの原因になります。
例えば、
「すべて処分していいと思っていたが、実は形見の品が含まれていた」
「処分費用が見積に含まれていなかったため、後から数十万円追加になった」
といったケースもあります。
→事前に「残すもの・処分するもの」を明確にしておくことが重要です。
③ 近隣トラブル(管理不十分な空き家含む)
老朽化した建物や、長年放置された空き家は、
すでに近隣との関係が悪化しているケースもあります。
例えば、
「草木が隣地に越境しており、以前から苦情が出ていた」
「解体時の振動や音に対して強いクレームが入り、作業時間の制限がかかった」
といった事例もあります。
→ 解体前の段階から、近隣への事前挨拶と状況把握が重要です。
④ 道路幅・搬出経路の問題
前面道路が狭い、または交通量が多い場合、
重機やトラックの出入りに制限がかかるケースがあります。
例えば、
「前面道路が2.5mほどしかなく大型車が入れず、手作業が増えて費用が上がった」
「通学路に面しており、作業時間が制限され工期が延びた」
といったケースがあります。
→現地調査時に、搬出経路や周辺環境の確認が重要です。
⑤ 土地の管理不十分によるトラブル
長期間管理されていない土地は、
雑草や樹木が繁茂し、近隣に迷惑をかけているケースも多く見られます。
例えば、
「雑草が隣地まで伸びており、解体前からクレームが発生していた」
「放置状態が長く、不法投棄されていたため撤去費用が追加で発生した」
といったケースもあります。
→早めの管理・整備が、トラブル回避につながります。
まとめ|事前確認がトラブル回避の鍵
解体工事は、単に建物を壊すだけでなく、
権利関係・近隣関係・土地条件が大きく関わる工事です。
事前にしっかり確認を行うことで、
多くのトラブルは未然に防ぐことができます。
不動産会社様へ
不動産会社様からの解体・造成に関するご相談も多数いただいております。
売却前の更地化や、土地活用に向けた整備など、
案件単位でのご相談にも柔軟に対応しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
解体を検討される方へ
解体工事は、「解体すること」がゴールではなく、
その後の売却や土地活用まで見据えて進めることが重要です。
「解体すべきか、そのまま売るべきか迷っている」
「どのタイミングで解体するのがベストか分からない」
といったご相談も多くいただいております。
弊社では提携している不動産会社もございますので、
解体から売却・活用まで含めてトータルでご提案が可能です。
迷われている段階でも問題ございませんので、
まずはお気軽にご相談ください。
現地調査・お見積りは無料で対応しております。

